皆さんこんにちは、わかやま結婚指輪工房です!
最近はどんどん暑くなってきています・・・そんな暑さを吹き飛ばすようなさわやかで美しいデザインをご紹介しますね!
第4回は『ミル打ち』です。
ミル打ちとは、リングの表面に細かい粒を打ちつけていく技法のことを言います。均一に連続する細やかな粒が繊細でアンティークのような落ち着いた美しさが魅力です。「ミル」はラテン語で「千の粒」を意味しています。「千」という数字は縁起が良く、「子孫繁栄」「長寿」「永遠」「幸福が続く」とされ、縁起の良く、結婚指輪や婚約指輪に用いられています。
そんな繊細なミルですが、実は職人がひとつひとつ手作業で、「ミルタガネ」と呼ばれる道具で打ち付けて製作しています。
繊細な作業から生まれるミルは指輪に味わい深さを与えます。職人も高度な技術と集中力が求められ、見れば見るほど魅力的なデザインです。
そんなミル打ちを取り入れたデザインは男女問わず身に付ける事もでき、おすすめです。
ミルを打ち込む位置や素材、表面の仕上の方法によってもまた違った雰囲気を与えます。
こちらはゴールド、プラチナとお二人それぞれで素材を変え、デザインは両端のミルで統一しています。
しかし、表面仕上げが、プラチナのリングは粗目のつや消し仕上げ、ゴールドのリングはリネアと呼ばれる細やかな縦線が敷き詰められた仕上げになっています。
表面の仕上げ方によって印象が違いますね!
こちらは素材はプラチナですが、ミルの部分がイエローゴールド。
女性のリングはミルを両端にあしらい、男性のリングはミルを1本のみでワンポイントになっています。
細やかなミルがきらりと映える、華やかなデザインです。
こちらも粗目のつや消し仕上げに両端ミル打ちですが、ひと粒のダイヤが映えるデザインになっています。
ひとつひとつのミルの粒に輝きがあるミル打ちリングはそれ単体でも美しく輝きますが、ダイヤなどの輝きとも相性抜群です。
最後に、こちらは少し変わった形状のデザインです。
リングの太さに変化があり、それに沿ってミルを打つことによって動きのある特徴的なデザインになります。
リングの輝きを高めてくれる『ミル打ち』。ぜひご検討くださいね!